こんにちは、H1-Bビザでアメリカ生活2年目のよろにくです!
このブログは、もともと日本で普通に新卒就職したよろにくが、海外駐在でニューヨークに滞在したことをきっかけに、自力でニューヨークに戻ってくるまでのあれこれをシェアしているブログです!
資格を取ったり、海外就活したり、あれこれ試行錯誤してニューヨークに舞い戻ってくることができましたので、その経験が同じような目標を持つ方の参考になればと思って更新しています。
アメリカでの仕事が繁忙期だったので久しぶりの更新になってしまいました~。
みなさんお元気でしょうか?
こんな零細ブログですが、ホソボソと続けていきますので、今日もよろしくお願いします!
H1-Bビザ FY2020について
よろにくが繁忙期でバタバタしている間に、毎年恒例、H1-Bビザの抽選シーズンがやってきましたね!
応募されている方はご存知だと思いますが、アメリカの専門職ビザ(H1-Bビザ)について、簡単におさらいしましょう。
- 年間発行数は85,000枚
- そのうち20,000枚は大学院卒以上の学歴保有者の優先枠
- 抽選に当たった場合は5-6月頃に当選通知が来る
- 抽選に落ちても夏くらいまでには落選通知が来る
- 抽選通過後に正式な審査プロセスが始まる
- ビザが有効になるのは10月
ざっとこんな感じですね!
もしまだH1-Bビザの仕組みや制度についてご存じない方がいらっしゃったら、以前ブログによろにくの知っている情報をまとめたことがありますので、よかったら読んでみてください!
アメリカ移住のための就活いろは – ビザ編(H1-Bビザ)
H1-Bの抽選方法が変わった?
例年であれば、
- 最初に大学院卒枠の20,000人を抽選
- 次に残った全員から65,000人を抽選
というプロセスで抽選が行われているというのがよろにくの理解でした。
ところが、今年はどうやら勝手が変わったとのこと。
今年のプロセスは、
- 65,000人の抽選を、「アメリカの大学院卒以上の学歴保有者を優先」して抽選する
- 残りの20,000人も同様のプロセスで選ばれなかった大学院卒以上の学歴保有者から抽選
というやり方に変わっているようです。
これは明らかにアメリカの大学を卒業している、大学院卒以上の学歴保有者を優先して選考していることがはっきりしていますよね。
トランプ大統領の “Buy American and Hire American” (アメリカ製品を買って、アメリカに雇用を生む)政策の一環でこの変更が行われたことは明らかだと思います。
今後の移民の生きる道
この他にも、選考プロセスの中で「書類不備」や「追加書類提出」などの方法で多くの応募者が落とされたり、選考を遅らせられたりしています。
また、H1-Bビザ保有者は、転職先の企業がH1-Bサポート可能であれば、ビザのトランスファーができる仕組みなのですが、このトランスファーの審査で落とされてしまうケースも増えていたり、H1-B保有者の配偶者(H4ビザ)の労働申請が許可されにくくなっているなど、移民を取り囲む環境はどんどん悪くなっているようです。
トランプ政権が継続するかは2020年の大統領選挙次第ですし、大統領が変わったら政策がガラッと変わることがアメリカの特徴ですので、長い目で見たときにはこれからもずっと移民排斥の政策が続くとは限りません。
一方で、短期的にこれから数年間はまだトランプ政権の影響力は続くと思いますので、今アメリカでの就職や転職、移住を考えている人にとっては、これまで以上に難易度が上がっていることを知っておく必要があります。
よろにくもまだまだビザの情報は勉強中ですので、読んでくださってる皆さまがなにか良い情報をご存知でしたら、ぜひ教えてください!
それではまたです!
引用:H-1B: More advanced-degree holders selected in this year’s lottery, feds say