​​アメリカ移住のための就活いろは – 在米日系エージェント編

​こんにちは、夏の終わりが近づいてきて悲しみ満点のよろにくです。
 

ニューヨークは夏の陽気も一段落して、涼しい毎日が続いています。

このまままた寒くなっていくのかなあと思うと、夏好きのよろにくとしては寂しい気持ちになるばかりです。

残り少ない夏の時間も、全開で楽しみたいと思います!

このブログは、元駐在員としてニューヨークに滞在していたよろにくが、自身の経験をもとに、自力でアメリカ移住を果たしたい皆さんを全力で応援するブログです。

就活いろはシリーズとして、よろにくの経験より「ここは知っていておいてほしい!」と思うポイントをジャンル別にご紹介しています。

今日は在米日系エージェント編です!

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よろにくが経験した転職スキーム

よろにくは米国駐在から帰任した後に転職活動を始めました。

つまり、日本で最初に転職活動をしたということですね。

その後にアメリカでも転職活動を行いました。

アメリカに行った目的は、年に一度開催されているボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)に参加するためでした。

ボストンに行くだけではもったいないので、ボストンに行く前後でニューヨークにも滞在して、転職活動をやろうと思いました。

ニューヨークでは、在ニューヨークの日系の転職エージェント数社に連絡をして紹介をしていただきました。

その中で、よろにくが今のお仕事のオファーを頂いたのは「ボストンキャリアフォーラム」でした。

この時はたまたまボスキャリでもらえたたけで、タイミングが違ったら別の方法でアメリカの仕事が見つかっていたかもしれませんよね。

これからアメリカでの仕事を探すみなさんには、よろにくの経験を利用していただいて、なるべく近道で良いお仕事に出会っていただけたらなと思います!

日本から海外の仕事を見つけるには?

日本で転職活動をする時に、海外移住につながる探し方には大きく分けて2つあります。

  1. 日本本社に総合職で入社して海外駐在に出る
  2. 最初から海外子会社に入社する

この2つのうち、ご自身のライフプランに合う方を念頭に置いて探すと、探した時のギャップ解消や効率的なリサーチに繋がると思いますよ!

ケース2:最初から海外子会社に入社する

最初から海外子会社に入社する場合には、日本の本社が独自に海外採用を日本で推進していたりするケースを除いては、子会社の決裁事項となる会社が多いと思います。

つまりは、子会社で人が辞めたり、規模を拡大して増員が必要な場合には、子会社が自分たちの決裁権の範囲で人を募集して雇うということですね。

その場合には、アメリカにあるリクルーティング会社に募集を入れて、そこから面接をしていくことになります。

アメリカの日系子会社はどういう場所?

日系企業の子会社は、いわゆる「現地化」を進めている会社がたくさんあると思います。

これは、非日本人の社員構成比を高めて、駐在員や日本語環境に依存しない社内の雰囲気を作っていこうという取り組みですね。

一方で、多くの日系企業子会社について、いわゆる「本社案件」でビジネスが成立している会社が多いのも事実です。

これは、子会社が独自にアメリカに販路を開拓してビジネスを展開しているというよりは、本社がアメリカでのビジネスを開拓して、現地の窓口として現地法人があるということです。

この場合、営業や商品など、ビジネスに関わるキーポイントは日本側に残っていることが多いので、現地で交渉を進める場合にもなんだかんだ本社との連携が必要になります。

そのため、現地化したい本社の意図とは裏腹に、ビジネスを推進する上で日本語が必要になるポジションも一定数あるのは間違いないと思います。

どんなポジションに需要があるのか?

会社のビジネス形態によって違いはもちろんあると思いますが、よろにくの経験と、想像の範囲ではこんなポジションならば日本語需要があると思います。

  • 営業
  • 経理
  • 企画

海外駐在に選ばれるために必要な資質とは?という記事で、駐在員が派遣されやすいポジションと、その資質についてまとめたことがありますが、駐在員と現地社員では、求められる資質は異なるように思います。

一番大きな違いは、「責任者」か「担当者」かという違いです。

駐在員は往々にして、責任者として管理職に就きますので、会社全体に渡って、決裁権を持つポジションには必要とされることが多いと思います。

一方で、担当者としての現地社員は、あくまで現地でのビジネス推進と、本社とのリエゾンとしての機能がまずはベースとなります。

従って、営業であれば日米バイリンガルで商品知識が十分にあること、経理であれば現地会計に詳しく、日本語で本社(もしくは駐在員)へレポートできることなど、本社を視野に入れた役割が期待されていると思います。

そういったことを前提に、アメリカでの転職活動を進めることで、面接時のギャップもなくなるのかなと思います!

アメリカにある日系リクルーティング会社

アメリカの中でも、日系子会社の拠点がたくさんあるような場所には、日系のリクルーティング会社もオフィスを構えていることが多いです。

例えば、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、テキサスといった大きい都市、中西部の製造業の工場が多い都市などは日系企業が多く出店しています。

リクルーティング会社も、その地場に強い会社だったり、全米展開している会社だったりと色々ありますので、自分が住みたい土地を中心に、色々リサーチしてみることをオススメします!

よろにく流アメリカ転職術

かっこいいタイトルにしましたが、やってることはあまり大したことではないです(笑)

よろにくが転職活動をした時にやったことを簡単にご紹介しますね!

  • 自分が住みたい都市にオフィスがあるリクルーティング会社に片っ端からレジュメを送る
  • 返事が来たところに詳しい事情を説明し、面談を依頼する
  • Skype面談をして、具体的な案件紹介を依頼する

こんな流れでした!

このブログを読んでくださる方に知っておいて頂きたいこととして、「ビザなしの応募者の立場はとてつもなく弱い」ということです。

日本であれば一騎当千のバリバリ商社マンであっても、ビザなしという時点で案件数はガックリ減ってしまいます。

リクルーティング会社もそれを分かっているため、「ビザサポートあり/なし」というカテゴリを募集要項にきちんと作っているところも多くあります。

その一方で、ビザサポート前提の案件は近年ではとても少なくなってきているため、リクルーティング会社としてもあまりやりたくない案件と言って間違いないと思います。

ビザサポートが必要という時点で門前払いを食うことも覚悟しておいてくださいね。

それを踏まえて、色々な会社に対して数で攻める必要があるとよろにくは考えていました。

色々な人に話して、熱意を伝えて、自分が本気だということを知ってもらって初めて担当者の人も「案件を探してあげよう」という気持ちになるのかなと思います。

ここから先は個人のケースにもよってくるかと思いますが、往々にしてプロセスは日本での転職活動と多くは変わらないと思います。

一点大きく違う店は、一般的にアメリカでの就労はJob Descriptionに記載がある範囲に限定されます。

従って、日本のようにざっくり総合職という採用の仕方はしませんし、定期的な配置転換もありません。

応募するときは、その職種に特化した募集であることと、自分がその分野のプロフェッショナルであることを十分にアピールすることが重要かなと思いますよ!

よろにくはちなみに、最終的にニューヨークの日系企業の一社からビザサポート付きでオファーを頂くことができました。

結果的にこの会社には行かなかったのですが、駐在員の社長さんにとても気に入って頂いて、断ることがとても心苦しかったことを覚えています。

これから移住を目指すみなさんにとって、少しでも役に立つ情報であればいいなあと思います!

なにかご質問等あれば、気軽にコメントいただけますと幸いです!

ではでは!

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