自分で考えることの大切さについて考えよう

こんにちは、よろにく (@yolonyc) です。

日本はうだるような暑さが続いていると聞きますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

ニューヨークの夏は今ひと休み、秋をも感じさせるような涼しい週末となりました。

このブログは、ニューヨーク駐在を経てUSCPAを取得し、転職活動をした結果、運良くニューヨークに移住することができたよろにくが、自分の経験をもとに、同じような夢を追いかける人にヒントや自分の経験をシェアしているブログです。一人でも多くの人が自分の人生の夢を叶えて、自分の人生を生きる選択をするきっかけになったらいいなと思っています!

最近ツイッターを見ていて感じたことがあって、今日はそのことを記事にしてみたいと思います。

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経験者がさもそれが正解かのように答えを教える風潮

  • 新入社員が一年目にやるべきXXのこと
  • 外資系企業でやってはいけないXXのこと
  • 転職を成功させるためにやっておくべきXXのこと

こういったノウハウは、自分のツイートやブログ記事をバズらせるためによく使われる手法ですね。

よろにく自身も自分の記事でこういう書き方をしたことがあります。

前提としてお伝えしたいのは、こういうやり方や、書いている内容が間違っていたり、批判したりしたいのではない、ということです。

やはり経験者から得られる情報はとても有益ですし、その情報を知っておくことで、自分のやるべきことが明確になったり、迷いが晴れることもあると思います。

情報発信をする人は、自身の経験や勉強したことについてシェアするからこそ、その価値観や考え方に賛同するファンがついて、フォロワーが増えるのだと思います。

ただその伝え方、受け取り方を間違えると、「それさえやっていれば間違いない」「あの人がこう言っていたからやる」といった思考停止状態を生み出すことに繋がってしまうのかなと思いました。

こんな話題は今までもずっと出てきたことだと思いますが、なぜ今改めてこの話題なのか。そこから始めたいと思います。

不確実性の高い時代に信用できるものはなにか

今のわたしたちが過ごしてきている2020年という年は、過去にないほど不確実性の高い年になりました。

コロナウイルスの流行に起因する健康の不安、経済の不安、Black Lives Matterデモに起因する政治の不安、身の回りのあらゆることに対して不確実性が高まっています。

今までの教育の中で、それが「正しい」と教えられ、信じ続けたことが間違いだったと考えさせられることも多かったのではないかと思います。

そういう時代だからこそ、わたしたちの考え方も時代に合わせてアップデートしていく必要があるのかなと思いました。

日本という国は、日本人にとっては世界で一番過ごしやすい国ですよね。

言葉、文化、地理、民族性、何一つとっても、日本人で生まれ育った日本人として不安を感じることはないと思います。

でも今わたしたちが生きている時代は、今まで絶対安心安全だと思っていた場所がどんどん不確実性によって崩れていく時代になっています。

昭和の時代は家族の繋がりが今より強かったように思います。地元の繋がりも今よりずっとあったように思います。

平成の時代は不況に苦しみましたが、日系企業がリストラをしたり、終身雇用を崩したりすることは、今ほどなかったようにも思います。

令和になって、その不確実性の範囲は国単位にも及んでいるのかなと感じることが多くなりました。

日本という土地で、一番力を持つのが日本政府ではなく、グローバル企業になる日も近いかもしれません。

日本という国が経験してきた経済成長に基づく仕組みが古くなってきているのかもしれません。

資本主義という社会構造が古くなってきているのかもしれません。

永遠に続く繁栄というものは人類の歴史上にはなかったものです。

わたしたちは今自分が目の前に見えている状況や、得られる情報や教育を持って、「何が正解か」ではなく、「何が自分に合っているか」を考える時代になっているのではないでしょうか。

今まで自分が正解だと思っていた枠を外す

よろにく自身も、自分の中で持っていた目標を叶えるために、3年前にニューヨークに渡ってきました。

しかし、今回のコロナの件や、BLMを通じて考えることがたくさんあり、「自分はニューヨークに居続ける必要があるのか」「自分の人生を豊かにしてくれることは何なのか」ということについて、改めてよく考えることができました。

まだ自分自身の答えは出ていませんので、引き続きニューヨークで生活していますが、もしかしたらこの数年先には今まで考えていなかった新しい目標に向かってシフトチェンジしているかもしれません。

そしてそれはこの記事を読んでくださっているみなさんにも当てはまると思います。

  • 大きな会社に入れば潰しが効く。
  • 資格を取ればXXができる。
  • 海外に移住したい。
  • 起業したい。

皆さんが持っている色々な夢や目標が、今年は色々な形で影響を受けていると思います。

その夢や目標は、本当に目指すべきものですか?

その夢や目標によって、自分の人生に得られるものはなんですか?

その夢や目標は、どんな価値観から作られていますか?

その夢や目標を求めるのは、どんな前提の元にありますか?

こういった非常に曖昧でどうとも取れるような選択を、これからわたしたちはしていかなくてはならないのかもしれません。

先進国が優れている、都会の方が便利、インターネットで何でも調べられる

こういった現代までの常識が、これから次に来る大きな変化の中で、変わっていく可能性があります。

そういった時代に生きているからこそ、「誰かが言っている正解」ではなくて、「自分自身を教育する」ことによって、考える力と判断力を鍛えていく必要があるのだと思います。

安易に得られる答えに依存せず、自分なりの答えを見つけていく旅が、これから始まります。

とりとめのない文章になりましたが、この記事を読んでくださった方が、自分でなにかを考えるきっかけになりましたら幸いです。

ではまたっ!

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