​アメリカ移住のための就活いろは – ビザ編(H1-Bビザ)

​こんにちは、ニューヨークで生活を始めて半年ちょいのよろにくです。

最近Voicyという音声メディアにハマってて、毎日通勤で聞いています。

でもニューヨークの地下鉄は駅のホーム以外電波がないんです。

しかも、よくトラブルで駅の間で止まるので、聞いてるファイルの切れ目になるとよくエラーになって困ってます涙。

このブログは、よろにく自身経験を元に、海外移住を目指す方のハードルを少しでも下げられるような情報発信をしています!

よろにく自身も、アメリカのビザのこと、転職のこと、資格勉強のことなど、胆力を維持してがんばって来たことは色々ありますが、その陰には同じような経験を乗り越えて、それをブログで共有してくださった人たちの存在がありました。

今でもたくさんブログを読みますが、自分がして来た経験が同じように誰かのためになったらいいなと思ってシェアしています!

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アメリカで働くために必要なもの

もうこれは一言、「ビザ」に尽きます。

アメリカ移住を知ることは、ビザの仕組みを知ることと同義だとよろにくは思っています。

ビザの種類によって、どんな働き方ができるのか、どのくらいの期間滞在できるのか、など要件が変わってくるので、まずはそこを押さえましょう!

アメリカの就労ビザの種類

就労ビザと一言に言っても、種類が色々あります。

Eビザ、Lビザ、H1-Bビザなどです。

専門的なことは、ネット調べると日本語でも弁護士事務所のウェブサイトなどで専門用語たっぷりに詳しく書いてあります(笑)ので、そちらを参照してください。

よろにくは素人目線で、移住を考えている方のいろはとなるレベルの情報をお伝えしたいと思います。

今日はその中でも、アメリカ移住の登竜門的なH1-Bビザについてご紹介しますよー!

H1-Bビザ(専門職ビザ)とは?

H1-Bビザは、専門職ビザと呼ばれています。

なぜ専門職かというと、大学の学部卒以上の人が対象で、大学での専攻と職種がマッチしていることが応募対象となるからです。

例えば、

・経済学部卒業の人が銀行員になる

・エンジニアリング専攻の人がエンジニアになる

・法学部卒業の人が弁護士になる

といった感じですね!

H1-Bビザはアメリカで働きたい外国人が応募するビザです。

このビザは駐在員は当てはまらず、いわゆる現地採用の人が申し込みます。

フェイスブックで働くインド人、グーグルで働くドイツ人、シティバンクで働く中国人など、世界中から集まる移民が内定をもらった会社からサポートをもらってこのビザに応募してきます。

そのため移民局は外国人労働者を増やしすぎないために、応募スケジュールを年に1回とし、ビザを出す枚数をあらかじめ決めています。

どんなビザ?

さらっと基本情報をおさえましょう!

・ビザの期間:3年更新、最長6年

・転職の可否:転職先のH1-Bビザサポートがあれば可能

・グリーンカードへの切替:会社のサポートがあれば可能

・配偶者の就労:不可

・非日系企業への就職:可能

就労ビザの中では転職ができたり、グリーンカードに繋がったりするので、比較的自由度の高いビザです。

一方で、配偶者に就労権がない、申請の倍率が高く抽選になる、6年までしか滞在できないなどのデメリットもあります。

このビザに申請するにはまずはサポートしてくれる就職先の存在が不可欠です!

就職活動を成功させてようやくスタートラインに立つことができます。

ここでは内定獲得以降のスケジュールをみていきましょう!

申請スケジュール

例年、4月の第1週に書類審査の受付が始まります。

本来は数週間程度受付は空いているものですが、書類の応募がビザの発行枚数を大幅に超える場合には、移民局は予定よりも早く受付を締め切ります。

ここ数年は応募がとても増えているので、だいたい4月1週目のうちに締め切られてしまう傾向にあります。

応募書類を弁護士に依頼する場合には、4月の受付日に書類が届くようにしっかりと準備をしておくことがとても大切ですよ!

応募人数が発行枚数よりも多い場合、まず最初に機械抽選によって、発行枚数相当まで足切りがされます。

これは書類審査前なので、抽選に通ったとしても審査落ちする可能性があるということを覚えておいてくださいね。

この機械抽選の結果は5月〜6月にかけて発表されます。

無事通過した人から先に連絡が来るようで、よろにく自身はまさに去年のゴールデンウィークのど真ん中に、宮古島に旅行してるときに突然メールが来てびっくりしたのを覚えています(笑)

抽選から外れた場合には、6月に入って梅雨を迎え、雨が降り注ぐ憂鬱な時期に悲しいお知らせとしてやってきます。

今年の4月に応募された方は、今週来週くらいがひとつの目安かなあと推測しています。

念のため、移民局はここ数年で色々手続きを変えていますし、トランプ大統領になってから審査が厳しくなって、「わざと時間をかける」ような指示を出しているとのニュースを読んだことをありますので、来週までに連絡がなくても慌てずに、落選連絡があるまでは可能性を信じて待ってみてくださいね!

抽選に通った後のプロセスについては、よろにく自身の2017年時点の経験を記事にしていますので、詳しくはこちらを読んでみてください!

FY2018 H-1Bビザ通過のお知らせが来た件

ざっくりとした流れは、こんな感じです。

まずは、書類審査です。

書類審査については、去年のニュースで審査の厳格化が話題になっていました。

FY2019 H1-Bビザがさらに狭き門になる可能性

具体的には、追加書類の提出を求め、時間をかけて細かいチェックをする傾向にあるようです。

本音としては、給与水準の低い外国人労働者をスクリーニングしたいというところかなと思います。

書類審査に通過すると、移民局から審査通過の連絡が届きます。

時期的には7月〜8月くらいですね。

連絡が来る時期には個人差がありますので、ここもまたじっくり構えて待つ、もしくは弁護士を通している場合には確認の連絡を入れてみると良いと思います。

次はいよいよ大使館面接です。

よろにくは9月上旬に面接に行きました。

審査通過後に移民局から申請書類一式が返却されてきますので、それを持って日本のアメリカ大使館に面接に行きます。

面接では「どんな仕事をするか」「就職先でのタイトルは何か」など簡単な質問をされ、10分程度で終わってしまった記憶があります。

その後ビザの添付されたパスポートが郵送されてくれば手続き完了です!

H1-Bホルダーのキャリアプラン

H1-Bビザは、最大で6年までしか持つことができませんので、それより長くアメリカに滞在したい人は、中長期のビザのプランを検討していく必要がありますよ!

6年以上残りたい方は、グリーンカードを申請して永住するか、日本に帰国するか、もしくは別の場所に移って行くか、という大きな選択肢が待っています。

現時点でこの立場の方はよろにくよりもアメリカ歴の長い大先輩ですし、よろにく自身もまだH1-Bビザを取得したばかりですので、この点についてはよろにくのレベルが上がったらまたシェアしていきたいと思っています。

先輩方でこの零細ブログを読んでくださる方がいましたら、ぜひ情報交換させて頂けると嬉しいです!

まだこれからビザ獲得を目指す人にとってはまだ先の話なので、まずはH1-Bビザ獲得に集中すべきだと思いますし、6年先にまた次のステップがあるんだなあと覚えておいていただけたら十分だと思います!

以上、H1-Bビザのご紹介でした!

ではでは!

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コメント

  1. kako より:

    よろにくさんと同じ時期にH1Bをトライしていた者です。
    私も不安な気持ちで申請していたので、こちらのブログでとても勇気づけられました。
    幸運なことに今はニューヨーク勤務も半年経ちました。
    これからも、タイムリーなブログ楽しみにしています!

    • yolonyc より:

      kakoさん
      コメントありがとうございます!kakoさんもH1B同期なんですね。こうやってコメントいただけると励みになります。毎回読みにくい文章で恐縮ですが、細々と続けていきますのでこれからもよろしくお願いします(^^)