『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出されるか』を読んで思ったこと 〜優れたスタートアップは起業家の魅力で決まる

こんにちは、冬がとっても苦手なよろにくです!

ニューヨークは秋を一気に通り越して、ここ数日は気温もひと桁で外を歩くのも辛い季節になってきました。。

ニューヨーク生活が長い人からすると、冬には冬の楽しみがあるそうですが、よろにくはまだまだビギナーレベルなので忍耐の日々が続きそうです(><)

さて、今日は表題の有名な起業本を読みましたので、ご紹介したいと思います。

この本を読んだきっかけは、よろにくがほぼ毎日聞いている「Voicy」というボイスメディアで、仮想銀座高級クラブ「かほこ」を放送している連続起業家の経沢香保子さんがおすすめの本として紹介されていたのを聞いたのがきっかけです。

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ピーター・ティールってどんな人?

ピーター・ティールはPayPalの創始者としての肩書が有名ですよね。

Paypalの創業メンバーの紹介も本書の中でされていますが、この創業メンバーはペイパル・マフィアと呼ばれていて、全員がペイパルをeBayにバイアウトした後にテクノロジー企業の立ち上げやエンジェル投資をして成功しています。

シリコンバレーの成功モデルの例としてリスペクトされているメンバーのドン、それがピーター・ティールという人だそうです。

  • ピーター・ティール → パランティアの創業者、のちエンジェル投資家
  • イーロン・マスク  → テスラ・モーターズ、スペースXの創業者
  • リード・ホフマン  → リンクトインの共同創業者
  • スティーブ・チェン、チャド・ハーリー、ジョード・カリム → YouTubeの創業者
  • ジェレミー・ストップルマン、ラッセル・シモンズ → イェルプの創業者
  • デビッド・サックス → ヤマーの創業者

同じ企業を興したメンバーが、卒業後もこれだけネームバリューのある企業の創業を興しているってすごいですね。。

個人個人の人柄や個性の強さも然ることながら、これだけのメンバーをまとめてペイパルという名のもとにまとめあげたピーターの魅力は、それこそマフィアのドンに相応しいものだったんだろうなと感じました。

どんなにスタートアップのテクノロジーやビジョンが優れたものであったとしても、それを動かす「人」がそれに見合うだけの魅力を備えていなければその企業は継続することはできないとよろにくは思っています。

優れた起業家の哲学

このゼロ・トゥ・ワンという本が起業家のバイブルというように呼ばれている所以は、ピーターがチームの作り方、人材の見つけ方、マーケットの作り方、資金の集め方など、スタートアップを運営していく上でぶつかっていく色々な課題に対して、ピーターなりの哲学を持ってあるべき姿を伝えているところにあるんだろうなと思います。

この本で書かれていることが、すべてのスタートアップで通用するものではないと思いますし、この本を読んだからといって、すべての起業家が魅力的な企業を作り上げていけるかというと、それはピーター本人以外は無理だろうと思います。

それでもこの本を読んで、(よろにく自身は起業家ではないですが)価値があるなと思ったところ、それは起業家たるもの、自分の圧倒的な哲学を持っていないといけないというところでした。

圧倒的な哲学がないと、チームを率いるどころか、世の中のルールを変えるようなビジネスを作り上げることは到底できないということを、ピーターが実体験を持って伝えようとしているところに価値がある本だと感じました。

ピーターの伝え方や考え方、彼なりの経験を知ってみたい方は、ぜひ読んでみてください!

サクッとご紹介でした。

ではでは!

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