こんにちは、読書はもっぱらKindle派のよろにくです。
と言って置きながらでなんですが、今回読んだこちらの本は日本に一時帰国した時に紙の本を買いました(^^;)
自分向けの備忘の意味も込め、こちらの本を読んで思ったことをシェアしたいと思いますー!
ストレングス・ファインダーってどんな本?
ストレングス・ファインダーのことをご存知の方は飛ばしてくださいね!
ストレングス・ファインダーの本を買うと、巻末にウェブテストを受けるためのコードがついていて、そのコードをもとに30-40分程度のテストを受けます。
テストの内容は、大きく選択肢が2方向に分かれていて、どちらの方が自分の価値観に近いか5段階の中から選択するというものです。
例えば、
【自分の人生は行き当たりばったりだ】1ー2ー3-4ー5【自分の人生は計画的だ】
のような感じで、直感的にどちらの方が自分にしっくりくるかを選択していき、自分の価値観を測定してもらうという内容です。
テストが終わると、ウェブ上で色々なレポートを読むことができます。
- 特徴的な資質レポート(TOP5資質の詳しい説明)
- 強みのインサイトガイド(個人別の強みのインサイト)
- 強みのインサイトと行動計画ガイド(強みを活用する方法と強みに基づいた行動計画の作成方法)
- 資質レポート(有料・全34資質を順に表示した、各資質の詳しい説明)
- 強みに基づくリーダーシップガイド(有料・自分の資質がリーダーシップの4つの領域にどのように分類されるか、4つの基本的ニーズを満たすために各資質を使用する戦略)
本の本編は、34の資質が逆引きできるようになっており、それぞれの資質に対して、
- 資質の解説
- 各素質が高い人の声(その資質が高い人がどんなことを重視しているのかが分かるようなインタビュー文)
- 行動アイデア(自分の資質を活かすためにやってみたら良いアイデア)
- その資質が高い人との働き方(その資質が高い人と働くときに活かすべき、フォローすべきポイント)
といった内容が載っています。
これを読むことで、自分の強みを客観的に知ることができるので、改めて自分を見つめ直してみましょうね、という主旨になっています。
よろにくの強みトップ5!
それでは、テストで分かったよろにくの強みトップ5をご紹介しますー!
以下の5つの資質は、「34の資質の上位5つとなっていて、これらを個別に&組み合わせて着目することによって、自分の資質を認識し、それらを強みにまで伸ばし、絶えず完璧に近い実績を上げて個人的生活とキャリアの成功に結びつけることができる」とのことです!
楽しみですね(^^)
- 最上志向
- 適応性
- 包含
- 活発性
- 着想
というわけで、こんな結果が出てきました。
これらの資質から分かるよろにくという人間はどんな人なんですかねー?
ひとつひとつ、資質の特徴をご紹介したいと思います!
1.最上志向
最上志向の特徴
- 平均以下を平均より上に引き上げることより、平均以上の何かを最高のものに高めることに胸が躍る
- 自分自身のことか他人のことかに関わらず、強みを見つけるとそれを伸ばして卓越したレベルまで高めたい
- 長所を自然に見分ける力は、人を区別しているとみられることもある
- 自分の強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選ぶ
- 同様に、自分の強みを発見し、それを伸ばしてきたと思われる人に惹かれる
- 型にはめ、弱点を克服させようとする人を避ける傾向がある
- 自分の弱点を嘆くよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したい
行動アイデア
- 人の成功を助ける職務(コーチング、マネジメント、メンタリング)を探す。人の強みを見つけて詳細に説明することで、彼らの優秀な能力に気づかせることから始める
- 自分や自分の周りの人たちのパフォーマンスを測る方法を考える。これによって強い部分がはっきりわかる。強みをあぶり出す最善の方法は、常に素晴らしいパフォーマンスを発揮している状態を見つけること
- 自分の一番の才能を見つけたら、スキルを磨き、新しい知識を学び、練習する
- 一番の才能を仕事以外でも使う計画を立てる。その才能がどう家族やコミュニティの役に立つのか考える
- <回復志向>のパートナーを探す。問題を解決するという仕事が、熱意ややる気を削いでしまう
- 成功から学ぶ、強みに目覚めた人とゆっくり時間を過ごす。強みを活かすことが成功につながることを理解することで、人生により多くの成功をもたらす
- 弱点を治すことよりも、才能を磨くことに時間をかける理由を人に説明する。そうしないと、自己満足のための行動だと誤解される恐れがある
- <最上志向>の資質を、「壊れているものを探して直せ」という社会通念で抑圧してはいけない。組織やコミュニティの中で機能している箇所を特定し、そこに力を注ぐ。能力を卓越した部分の構築と拡大に費やす
- 長期的な人間関係と目標に焦点を定め続ける。<最上志向>の資質は、トップクラスにある可能性を真の永続的な宝に変える時に最も活発になり、有効に働く
- 弱点を最小化する方法を考える。パートナーを見つける、弱点を支援する仕組みを作る、自分の高い才能で弱い才能を補う、など
2.適応性
適応性の特徴
- 今この瞬間が最も重要であり、将来を既定のものとは考えていない
- それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することによって将来を見出す
- 計画性がないということではない。計画が予定通りにいかなくなったとしても、<適応性>の資質によって、その時々の状況に容易に対応することができる
- 突然の要請や思わぬ回り道を必然のことと捉え、ある程度待ち望んでいる
- 生まれつき大変柔軟性があり、仕事上、いくつものことに同時に注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができる
行動アイデア
- 他の人が動揺する出来事でも、落ち着いて対応することができる。どんなときでも安心感があるという評価をさらに高めよう
- 予定通りに行動することが求められる任務につくのは避ける。独立心が抑えつけられ、やる気を失う
- プレッシャーがかかったときには、弱気になった友人や同僚、顧客が気を取り直すのを助けて状況を取り仕切る。<適応性>は単に柔軟に対応するだけでなく、落ち着いて賢明かつ迅速に状況に対応することだ、ということを示す
- 生まれ持った柔軟性を都合よく人に使われないようにする。他の人達の要求や願望、気まぐれに振り回されてはいけない。長い時間をかけて培った実績を傷つける可能性がある。いつ柔軟に対応し、いつ強硬に対応するか、判断できるようにガイドラインを決めておく
- 常に急変する自体に対応することが成功のカギとなる職務(ジャーナリズム、生放送のテレビ制作、救急医療、カスタマーサービス)を探す。迅速に対応できること、冷静であることが最も求められる
- いち早く対応するための工夫をする。30分で荷造りする方法の習得、予定外のプレッシャーに見舞われた時に必ず最初にとるべき3つの動作を準備しておく
- <目標志向>や<戦略性><信念>の資質が高い人は、長期的な目標を立てるのを助けてくれる
- 「覆水盆に返らず」と考えられるからこそ、挫折から立ち直るのも早い。「われ関せず」ではなく生産的な柔軟性であることを同僚や友人にわかってもらう
- 厳密な手順に従う必要がある業務は避ける。もし達成しなければならない業務リストを渡されたら、そのリストを使ってゲームをする。同じやり方で創造的になれるか、業務をもっと楽しくできないかを考えてみる
- <適応性>の資質が高い人の態度は人を安心させる。友人や同僚のイライラを鎮めるために役立てる
3.包含
包含の特徴
- 「もっと輪を広げよう」が人生の基本としている信念
- 人々をグループの中に包含して、その一員であると感じさせたい
- 他の人達を寄せ付けない、選ばれた者だけのグループとの関わりを積極的に避ける
- グループの輪を広げ、できるだけ多くの人がグループに支えられることによる恩恵を受けられるようにしたいと考えている
- 本能的に寛容性を持っている。人種や性別、国籍、性格、宗教がどうであれ、人をほとんど批判しない。
- <包含>という資質は、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいている。人は皆同じように重要であるから、誰ひとりとして無視されてはいけない
- ひとりひとりがグループに含まれるべきで、それに値する
行動アイデア
- 少数派の声を代表する任務につくことを考える。彼らの代弁者となることで得られる大きな充足感が原動力となる
- 多様な文化や背景を持つ人たちをまとめる機会を探す。こうした分野でリーダーになる
- 組織やグループに新しく入ってきた人が他の人たちと親しくなるのを助ける。「すぐに仲間として受け入れてもらった」と感じさせる力を持っている
- 反エリート主義者であるため、特権意識を持った人たちと衝突するかもしれない。彼らの主張に反論するよりも、彼らが貢献したことの中から共通点や共通する価値観を見出すために、<包含>の資質が持つ洞察力を使う
- 悪いニュースを知らせなければならない時に感じる嫌な気持ちを受け入れる。自分の立場を正当化してくれるパートナーを見つければ、必要以上に謝罪したり、内容を和らげて伝えたりしなくなる
- 誰もが魅力的で感じが良いわけではない。扱いにくい人からうんざいさせられている人はたくさんいるが、<包含>の資質が高い人はすべての人を心から気遣える、生まれながらの包容力がある。問題がある人との関係でどうしようもなくなった時に声をかけてくれればいつでも間を取り持つと、皆に伝えておく
- 常に人と共に働き、交流する職務を選ぶ。すべての人に自分は重要だと思わせるのは難しいが、それを楽しむことができる
- <活発性>や<指令性>の高い人とパートナーを組む。誰かの心を傷つけてしまうかもしれない知らせを伝える時に、助けてくれる
- 自分を通して人と人がつながっていることを理解する。情報の伝達路の役割を果たしているため、グループのあらゆる部分、すべての人たちとふれあい、お互いの関係を効果的につなぎとめておくことができる
- 皆に共通していることは何か、それを声に出して言う。私たちの中にある違い(多様性)を尊重するには、共有していること(類似性)に感謝することから始めなければならない。そのことを皆に気づかせる
4.活発性
活発性の特徴
- 「いつ始めようか」が人生の中で繰り返される質問
- 動き出したくてうずうずしている
- 分析やディベート、討論が貴重な洞察を生み出すことも認めるが、行動だけが有意義であると知っている
- 行動だけが何かを起こし、功績に繋がる
- <活発性>の資質によって、行動は最良の学習手段であると考えている。決断し、行動し、結果をみて、そして学ぶ。そのため、行動がなければ成長できないと考えている
- 危険を冒してでも行動し続けることで、思考を常にいきいきと豊かにしておく
- これは恐れることではなく、喜びである
行動アイデア
- 自分で意思決定し、行動に移せる仕事を探す。起業や事業再生に関わる仕事
- 仕事のプロセスよりも、測定できる成果で評価してもらうようにする。自分が取るプロセスは常に素晴らしいものとは限らない
- 革新的なアイデアをすぐに行動に移すことができる。独創的な思考を持つ人を探して、彼らのアイデアを仮説ではなく具体的な行動に移すための手助けをする
- 成長するためには、自分の才能やスキル、知識を試すような難しい状況にも意識して挑む
- 押しの強さには大きな力があるが、ときに人を萎縮させることもあることを覚えておく。<活発性>の資質は、人から信用と忠誠心を得た時に初めて最も大きな力を発揮する
- 社内で一番影響力のある意思決定者と、3ヶ月に一度はランチをともにしてアイデアを分かち合う。彼らが行動を支援し、そのアイデアを実現するために必要な資源を提供してくれる
- 他の人たちのアイデアや計画を活性化させることも得意。<目標志向><未来志向><戦略性>または<分析思考>の資質を持つ人をパートナーにすると良い。彼らが自分の行動を見通した計画を立ててくれる
- なぜ自分が「それをしてほしい」と求めているのか、理由をきちんと説明する。さもないと、相手から短気だと誤解され、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」型の人間だとみなされるかもしれない
- 人に行動を起こさせたり、物事を進めさせたりする能力を持っている。<活発性>の資質は戦略的に賢く使う。最適なとき、最良の場所、自分の貴重な影響力を使うのに最適な人物は誰か考える
5.着想
着想の特徴
- 着想(ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方)に魅力を感じる
- 複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなる
- 見た目には共通点のない現象になんとなく繋がりがありそうだと好奇心をかき立てられる
- 着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して新しい見方をすること。誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに喜びを感じる。それによって人々は、その事柄を変わっているけれど意外な角度から眺めることができる
- その見方には深い意味があり、目新しく、明瞭で、逆説的で、奇抜だから。こうした理由で新しい着想が生まれるたびにエネルギーが電流のように走る
- 他の人には創造的、独創的、概念的、知的と名付けるかもしれない。
- 着想は自分にとってスリルがあり、毎日そうであれば幸せを感じることができる
行動アイデア
- アイデアが功績になり、それで対価を得る仕事(マーケティング、広告、ジャーナリズム、デザイン、商品開発)を探す
- おそらく飽きやすいため、小さな変化を起こす。実験や頭脳ゲームをして刺激を作る
- 考えやアイデアを頭の中でまとめてから誰かに伝えるようにする。<着想>の資質が低い人は、面白そうだが不完全なアイデアの一部だけを聞かされても、その全体像をつかみ取ることができない
- アイデアがすべて現実的、実用的なわけではない。アイデアを編集することを学ぶ。アイデアを「検証」して、落とし穴がないかどうか探ってくれる、信頼できる人を見つける
- 何が自分の<着想>を刺激するのかを知っておく。自分が最高のアイデアを生み出せる環境を書き留めておき、それを再現する
- 読書する時間をスケジュールに入れる。他の人のアイデアや経験は、新しい発想のもとになる。考えることが自分を活性化させるため、その時間をとる
- 調査や開発といった仕事に向いている。夢やビジョンを持った人たちの考え方がよくわかるはず。想像力に富んだ同僚と時間をともにし、彼らとのブレインストーミングセッションに参加する
- <分析思考>の資質が高い人とパートナーを組むと良い。この人は質問を投げかけ挑んでくるため、自分のアイデアを強化してくれる
- 抽象的で概念的な考え方についていけず、途中で興味を失ってしまう人もいるかもしれない。図にしたり、例えを用いたり、順を追ってわかりやすく説明したりして、アイデアを具体的に伝える
- 知識を集めて、<着想>の資質の糧とする。自分の専門とは異なる分野や産業について学ぶ。新しいものを生み出すために外部から得たアイデアを用いたり、様々なアイデアを結びつけるとよい
次回に続く!
なかなかのボリュームで長くなってしまいましたー!
次回はよろにくの強みの資質を、よろにくなりに分析してみたいと思います。
皆さんもよかったらぜひやってみてくださいね。
とっても面白いですよー!
ではでは!