ニューヨークの地下鉄は、
終電を忘れて何時になっても安く帰れるのが便利ですが、
よろにくも電車通勤をしていますが、
ニューヨークの地下鉄での時間の過ごし方について、
このブログは、よろにく自身経験を元に、
就活のいろはシリーズと題し、
今日はLビザについてのいろはをご紹介します!
アメリカで働くために必要なもの
もうこれは一言、「ビザ」に尽きます。
アメリカ移住を知ることは、
ビザの種類によって、どんな働き方ができるのか、
アメリカの就労ビザの種類
就労ビザと一言に言っても、種類が色々あります。
Eビザ、Lビザ、H1-Bビザなどです。
専門的なことは、
よろにくは素人目線で、
今日はご紹介するのは、
アメリカへの移住を目標にされている方に向けてはあまりピンと来
Lビザとは?
Lビザは、L-1Aビザ、L-1Bビザと2種類がありますが、
このビザも他のビザ同様、
駐在員のビザなので帰任リスクもありますが、
Lビザの基本スペック
まずはさらっと基本情報をおさえましょう!
・ビザの期間:L-1Aは7年(3年-2年-2年の更新)、L-1Bは5年(3年-2年の更新)
・転職の可否:会社に紐づくため不可
・グリーンカードへの切替:可能(L-1Aの方が取得しやすい)
・配偶者の就労:可能
・非日系企業への就職:可能
Lビザの申請条件
Lビザは駐在員ビザと呼ばれています。
そもそも、駐在員とはどんな人たちなのでしょうか?
さらっとおさらいしてみましょう!
・海外現地法人以外のグループ会社に在籍している
・任期が終わったら所属元の会社に帰任する
・社命によって赴任しているため、
アメリカなど人気な国に行きたくて行ける方は良いですが、
そういった方でも、安全・安心して職務に就けるように、会社側も手当を厚くして社員が仕事に集中できる環境を整えてくれています。
アメリカ国外のグループ会社の社員であること
Lビザは、社員の配置転換用に作られたビザです。
従って、Lビザを持ってアメリカで就労する人は、必ず国外のグループ会社の社員である必要があります。
ここで特に注意しなくてはいけない点は、「ビザ申請時点から直近3年のうち最低1年以上は所属会社で勤務していること」という条件がある点です。
日本で転職をしてLビザを狙う方は、転職後、1年以上は日本本社で勤務した上で海外駐在に進むというステップを事前に知っておく必要がありますね。
よろにくが転職活動をしていた時は、Lビザの可能性ももちろん検討していたのですが、以下の理由で断念しました。
- 転職してからのリードタイムが1年以上かかるのが長すぎた
- 総合職採用が多いため、海外駐在の約束をしてくれなかった
- 海外駐在候補生の案件であったとしても、アメリカに赴任できるとは限らない
- アメリカは希望者も多いため、勤務歴の長い社員を優先する会社もあった
というわけで、なるべく早く渡米を果たしたい方にはLビザはあまり当てはまらないのかなーとよろにくは思っています。
Lビザホルダーのキャリアプラン
Lビザを転職して取りに行くのは、上記の通りなかなかハードルが高いですが、例えば現在Lビザを保有してアメリカ駐在中の方は、滞在中にグリーンカードの手続きを進めることをオススメします!
Lビザ、H1-Bビザについては、いずれも有効期限つきの就労ビザとなっているため、ビザが切れた時に次のステップを考えなければいけません。
Lビザは日本からの駐在員の方が取得するビザなので、そのまま帰任するのが普通と思いがちですが、駐在のままでもLビザからグリーンカードの手続きを進めることは可能です。
長期滞在している駐在員の方はLビザの期限が切れた後は、Eビザに切り替えるか、グリーンカードに切り替えるかの二択となります。
ここで、L-1Aビザを持っている方は、グリーンカードの中でも一番プロセスの優先順位が高いEB-1というプロセスで申請することができます。
現在L-1Aビザを持っている方は、顧問弁護士に相談の上、ぜひチャレンジしてみてください!
一点根回しというか、確認しておいた方が良いかなという点は、本社がグリーンカードの申請を許してくれるか、という点かと思います。
Lビザは会社に紐づくビザですので、転職することはできません。
しかし、グリーンカードに切り替えることで、勤務先に囚われることがなくなります。
つまり、自分の意志で自由に転職したり引っ越したりすることができるということなんですね!
企業からすると、グリーンカードに切り替えたばかりに駐在員がやめてしまうリスクができてしまいますので、グリーンカードのサポートをしないというポリシーを持っているところもあります。
またアメリカに進出したばかりの企業の場合、まだそこまでのプロセスを経験していないため、きちんとプランを提案することでグリーンカードサポートを支援してくれるケースも十分ありえると思います。
ぜひご自身の状況と会社の状況やニーズを汲み取った上で、ご自身にとってプラスになる選択をして頂けたら幸いです!
以上、Lビザのご紹介でした!
ではでは!