日本の公認会計士とUSCPAの難易度の違いについて考える

こんにちは、ひよっこUSCPAのよろにくです!

このブログは、もともと日本で普通に新卒就職したよろにくが、海外駐在でニューヨークに滞在したことをきっかけに、自力でニューヨークに戻ってくるまでのあれこれをシェアしているブログです!

資格を取ったり、海外就活したり、あれこれ試行錯誤してニューヨークに舞い戻ってくることができましたので、その経験が同じような目標を持つ方の参考になればと思って更新しています。

スポンサーリンク
レクタングル大
スポンサーリンク

日本の公認会計士とUSCPAの難易度の違い

このブログを読んでくださっている人の中には、きっとこれからUSCPAを受験をしようと考えている人も多くいらっしゃるのではないかなと思います。

そんな時に考えるのが、「てか、日本に住んでるし、日本の公認会計士の方が良くない?」とか、「USCPAって言っても公認会計士… 働きながら取れるかな?」とか、どのくらい自分の時間や努力をコミットしたら良いかわからずに、踏ん切りがつかない方もいるのかなと思いました。

よろにくが受験生だったときには、

  • 日本の公認会計士に必要な勉強時間は4,000時間
  • USCPAに必要な勉強時間は1,000時間

と言われていました。(だから働きながらも取れるよーっていう予備校の宣伝文句だったような気がします。)

USCPAは当時から少しテスト形式も変わったりしていますが、よろにくの実感としても、この考え方は大きく変わっていないのかなーと思います。

USCPAだから簡単ですよ!というつもりはないですが、同じ公認会計士でも国が違うと資格に対する考え方が違いますよーという観点で、その違いをご紹介したいと思います。

浪人して受験するJCPAと働きながら受験するUSCPA

公認会計士の試験に合格すると、日本でもアメリカでも多くの人が監査法人で実務経験を積むというキャリアは共通しています。

ただし、大きく違うのは受験のスタンスです。

日本の会計士の場合

日本の場合は、多くの人が大学在学中に勉強を始め、ダブルスクールで予備校通いをし、就職浪人をしてでもちゃんと受かって、そして初めて就職活動をするという流れが一般的ですよね?

監査法人で実務を積む最初の期間は「会計士補」と言って、見習い扱いです。

そして一定期間の実務を積んだあとに修了考査というテストをまた受けて、やっと会計士として認められることになります。

実務は会計士補になって初めて必要となる経験なので、まずは試験に受かりましょう!というスタンスなのかなと思います。

USCPAの場合

一方のUSCPAの場合、会計専攻の大学生で、在学中に試験に受かる優秀な学生もたくさんいますが、多くの場合は、監査法人に就職して、最初の数年で仕事をしながら勉強をして受かりましょう、というスタンスの人が多いようです。

監査法人サイドも、若手社員がUSCPAの勉強ができるように、仕事のアサインを調整したり、試験日程への融通が効いたりと、「受かって入ってくるのは当然」というスタンスではないように思います。

晴れて試験に合格した後は、自分が働いている州のライセンスを取得することになります。

USCPAの場合は州によってそもそも受験できる要件(住んでいる場所、取得単位数など)が異なっていたり、合格した後のライセンス取得の要件も全然違うので、州によって難易度に差があります。

USCPAの試験そのものはどこの州で受けてもまったく同じなのに、面白い仕組みですよねー。

こういった環境なので、わざわざ就職浪人してまでUSCPAの受験を優先している、という人は少ないんじゃないのかなと思いますよ!

先生であるJCPAとマネジメントの常識のUSCPA

また同じ「公認会計士」でも社会的な立場も日米間で差があるように思います。

一般的によく言われているこの違い、

  • 日本よりアメリカの方が転職する人が多い
  • 日本は入学が難しくて卒業は簡単。アメリカは入学は簡単でも卒業が難しい

この2つのセンテンスがわかりやすく当てはまるように思います!

日本よりアメリカの方が転職する人が多い

日本は長く終身雇用制で一つの会社に長く務める人が多いこともあって、監査法人に就職した人が、そのまま勤め上げるケースも少なくないと思います。

また、日本の公認会計士は税理士登録をすることで税務を行うこともできるため、よく独立して開業される方も多いですよね。

そんな背景もあって、日本の公認会計士が事業会社でキャリアを伸ばしていくという割合も、そこまで多くはないように思います。

一方で、アメリカでは監査法人は「次のステップアップのためのトレーニング」と位置づけている人が多いので、多くの人が様々なタイミングで他の企業へ転職していきます。

Big4出身の人が事業会社に転職して、その後に自分の後輩を部下に引き抜いていく、というようなこともザラにあるため、経理部に監査法人出身者というのは大手企業であれば割とよくある話だったりします。

USCPAであっても事業会社に入れば士業ではなくなりますので、そこまで「先生」という扱いはされていないように思います。

日本は入学が難しくて卒業は簡単。アメリカは入学は簡単でも卒業が難しい

大学入試とかでよく言われるフレーズですよね!

試験そのものは、冒頭でも書いている通り、日本の会計士試験の方が4倍の勉強時間が推奨されていたりと、難易度は高いのではないでしょうか。

それだけの難関資格なので、日本で公認会計士になれば、「先生」という肩書はよく使われていて、事業会社の人が監査法人の会計士に向かって〜先生と呼んだりしている景色を見たことがあります。

それに比べると、USCPAの場合は、事業会社でも「経理部長クラスだったらだいたいみんな持ってるよね」というレベルの、いわゆる「会計知識の基礎は一通りわかってます」というような扱いに過ぎません。

合格するのは比較的簡単だけど、そこからどうやって自分のキャリアに活かしていくかは自分次第だよ、というアメリカらしい姿勢が見えるような気がします。

諦めなければ必ず受かる

以上のように、日米の公認会計士の試験の難易度や、社会的な地位、周りからの扱いなど比べてみました。

どちらの資格にも共通して言えることは、「諦めなければ必ず受かる」ということです。

よろにくも会計ド素人からスタートして、なんとかギリギリ合格することができましたので、これから受験されるみなさんも、諦めなければ必ず合格できると断言したいです!

大学生であれば時間の余裕もあって、勉強時間にたくさん時間を割くこともできますが、社会人が改めて勉強を始めるためには、やはり金銭的な余裕や仕事をやめることへの不安もあるでしょうから、できれば仕事と両立して勉強する道を選ぶ方が懸命だと思います。

日本の公認会計士になりたい確固たる理由があるならば、気合い入れて頑張っていただくのみですが、会計知識をフックにキャリアアップを考えていたり、海外に駐在へ出たり、移住を考えることの取っ掛かりとしては、USCPAは広くチャンスが得られ、仕事の両立との相性も良い資格なのかなと思っています。

ご参考になれば幸いです。

それでは本日はここまでです、ではでは!

スポンサーリンク
レクタングル大

Share it!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Follow me!

スポンサーリンク
レクタングル大